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塗料の濃度について [工房・工具・工作テクニック]

エアブラシで塗装をするために、塗料をシンナーで希釈すると思いますが、
皆さんは最適な濃度をどのように測っているのでしょうか?

ビンの塗料をn倍するという定量的なやりかたもあるかもしれませんが、
ビン塗料もつかっているうちに濃度が変わってくるので、なかなか一定の濃度を出すのも難しい気がします。
また、かき混ぜ棒についた塗料のたれ具合を見るというのもあるかもしれませんが、
こちらもおおざっぱ感が否めません。

自分はこのようにやっています。
まず用意するのは、手ですw

20100320115518.jpg

大体の感で希釈したビン塗料をかき混ぜ棒の先に少しつけます。
今回は缶スプレーから抽出したての、おそらくちょうど良い濃度だろう塗料でやります。

20100320115545.jpg

この塗料をどこでも良いのですが、半滴~一滴くらい、手のシワがある程度ある部位につけます。

20100320115605.jpg

そうすると、塗料が毛細管現象で手のシワに広がります。
この塗料の透明度と広がり方で、濃度を測ります。

試しに塗装してみると、ちょうど良い感じです。

20100320114658.jpg

このときの状態を覚えておけば、基の塗料の濃度が変化しても、一定の状態を目標に希釈することができます。
なお、最適な濃度は塗料の色や種類で変わりますので、
最初は良い感じで塗装できた時の塗料をつかって覚えていくことを積み重ねていく感じです。

右手の人差し指と親指の間に色がついている人を見かけたら、それは私かもしれませんw
実はメジャーなやり方なのかもしれませんが、参考までに。

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